結婚式といえば、お互いの両親を呼んで、幸せな二人をお祝いするもの、というイメージ。でも、家族と不仲だったり、離婚していたり、疎遠になっていることもありますよね。

Gさん
自分の両親を呼びたくない…。片側の親族だけ呼んで、結婚式ってあげてもいいの?

Iさん
片親だけの場合、バージンロードや両親への手紙、謝辞はどうしたらいいんだろう?
一般的な結婚式と違うので、悩みもつきません。相談してみても、否定的な意見をもらってしまい、辛い気持ちになります。

私たち夫婦は、新婦の親族のみで結婚式を行いました。一般的な結婚式と違う分、いろんな意見をもらい、辛いこともたくさんありました。
そこで今回は、片親だけの結婚式ってどうなの?という経験談をこれから悩むプレ花嫁さんたちの参考になったらいいな、と思い、話させていただきます。
同じ境遇の方の参考になったら嬉しいです。
新郎側の両親、家族、親族が参列しなくても結婚式を挙げられる?
挙式の様子
一番心配している悩みは、そもそも結婚式を挙げられるのか、ということだと思います。
結論、結婚式は挙げられます。
私たちは、ブライダルフェアに参加したときに、新郎側の家族を結婚式に呼べないという旨を伝えました。特に問題視されることもなく、少人数のプランを案内されました。

くま
嫌な顔されることもなく、普通に案内されたよね。

みつ
片側だけの親族を呼ぶ結婚式でも、普通の結婚式と同じように全然できます!って言われたのは心強かったな〜。
新婦側のみの結婚式・披露宴はどんなプランになるの?

プランナーさんに言われたように、一般的な結婚式と同じようにできました。私たちの結婚式、披露宴の流れはこんな感じでした。
教会で結婚式
披露宴会場に入場
ウェルカムスピーチ
主賓挨拶(新婦母)、乾杯音頭(新婦父)
ケーキ入刀
ちょっとした企画
両親への手紙
両家代表謝辞
謝辞
よくある結婚式と同じ流れですよね。
プランナーさんに1つ言われたのは、「親族のみの披露宴の場合、食事会のような形にする方が多いですが、どうされますか?」ということです。
私たちの場合は、新婦側の両親が披露宴の形でやって欲しいという思いを聞いていたので、披露宴の形式で行いました。

みつ
主賓挨拶は、仕事の人がいなかったらやらなくてもいいって言われたんだけど、どうしてもお母さんが想いを話す場を作りたくてやってもらいました。

くま
お義母さん、最初は戸惑っていたけど、当日はとっても嬉しそうにたくさん話してくれたね。やってよかった!
ちょっとした企画ってなに?
今回、新郎は新婦の親族に会うのがほとんど初めてだったので、名前が覚えられるように自己紹介クイズをしました。
箱の中にいろんな質問が入っていて、その質問に答えてもらうというものです。

くま
いろんなおもしろい話が聞けて、盛り上がったよね!俺も楽しかった!

みつ
たまたま、いい感じの質問にみんなが当たってくれたのもよかった〜!

くま
この企画があったから、間延びせずにいい感じになった気がする。やってなかったらと思うと…!
親族に楽しんでもらえるようなちょっとした企画を用意しておくのもいいかもしれませんね。
新婦側だけの参列でも結婚式をやろうと決断したのはなぜ?

新郎側の家族を呼べない、となってしまった時、私たち二人の中で、もう結婚式はやめようか、という話になっていました。
でも、新婦側の両親が「一生に一度の結婚式だからあげてほしい。」と強く背中を押してくれました。

みつ
両親から「花嫁姿を見たい」と言われて、気持ちが揺らぎました。でも、新郎の気持ちを思うと「やろう!」とも強くいえなくて…

くま
自分だけアウェーな感じとかも嫌だったんだよね。準備も大変だし、お金も高いのに…と思って。

みつ
すごく悩んだけど、やっぱり両親への親孝行として結婚式をやりたい、準備は私が全部するから、って説得したんだよね。

くま
自分たちのためじゃなくて、新婦の両親のためにあげる結婚式にしよう、と2人で決めたね。
私たちは、自分たちだけでは「結婚式をやろう」と踏み切れなかったけど、両親の後押しもあって、決断できました。
実際にやってみての感想は?

みつ
新婦側のみの挙式なら挙げないほうがいいのかな、と悩んでいたけど、やっぱり、楽しかったね!

くま
新婦側の親族もあたたかく迎えてくれたから、すごく楽しかった!
結婚式の前までは、「みんな楽しんでくれるかな」「寂しい感じにならないかな」と不安でいっぱいでしたが、始まってみれば、親族の笑顔あふれる楽しい結婚式になりました。
両親への手紙両親への手紙では、両親だけではなく、妹や親族も涙を流してくれて、「あぁ、やってよかったな」と感じられた場面でもありました。
少人数だからこそ、会場が空いてしまう寂しさは少しありましたが、そこが気にならないほど、参加してくれた親族の笑顔で溢れていました。
会場の寂しさが気になる方は、小さめの挙式場を探してみるといいかもしれません。私たちが挙げた結婚式場は150くらい収容可能な広いところだったので、寂しい感じが出てしまいました…

みつ
でも、ここで挙げたい!と思った結婚式場が広かったんだからしょうがない!
親戚への説明は必須

くま
とはいえ、参列してくれる新婦側の親族には説明しないといけなかったよね。やっぱり「なんで?」と思われるし…
新郎側の家族を結婚式に呼べない、とわかってから、新婦側の親族には直接事情を説明しに行きました。
説明するときは、暗くなりすぎず、明るく伝えられるように気をつけました。

みつ
ちょっと事情があって、新郎側の親族は呼べなくなっちゃった。でも、絶対楽しい結婚式にするからきてね!って伝えたよ〜。
直接話したことで、親族の反応もよくわかり、「本当は両家そろったほうがいいけど、事情があるなら仕方ないもんね」と受け入れてくれました。
きちんと話していたからこそ、結婚式当日に暗い雰囲気を一切感じない楽しい結婚式になったんだと思います。
結論:新婦側だけの家族の結婚式でも楽しい!
披露宴会場 入場
両家を呼べない結婚式をやる、というとかなりマイナスな意見をもらうことも多いです。

Eさん
両家呼べないなら、やらない方が良くない?お金の無駄じゃん!

Xさん
私たちだって両家そろって楽しく結婚式が挙げられるのなら、そうしたいんです。でも、それが難しいから、どうしたらいいか必死にもがきました。
結果、みんなの笑顔あふれる最高の結婚式になりました。結婚式が終わった後に家族だけではなく、親族からも「いい結婚式だった」「やってくれてありがとう」と声をかけてもらえました。
今、家族との関係が良くなくて、結婚式に呼べない、と悩んでいる皆さん。
無理に呼ばなくても、楽しい結婚式はできます。
周りのマイナスな意見に引っ張られず、二人と家族の意見を大切にしながら、楽しい未来へ歩めることを心から祈っています。
結婚式をあげたいな,と思ったあなたにおすすめしたいブライダルフェア。デートで行っても楽しい理由のあれこれをこちらの記事で説明しています。よかったらどうぞ↓
コメント