2人暮らしを始めるのに、間取りはどうしようかな…
1LDKが気になるけど、それでいいのか、不安…
そう感じているあなたに読んでほしい!
初めての2人暮らし・同棲に1LDKはおすすめです。
実際に1LDKで同棲を始めた私が体験談もいれながら、1LDKのメリット・デメリットをお伝えしていきます。
新婚・同性カップルに1LDKの間取りをおすすめする理由
新婚・同棲カップルに1LDKがおすすめな理由は次の6つです。
・プライベートな時間もつくれる
・掃除が楽
・ミニマリストな生活に見直せる
・家賃がお手頃
・家具代、電気代が節約できる
ずっと一緒にいられる
1LDKという限られた空間だからこそ、物理的にずっと一緒にいられます。
大好きなあの人と常に一緒にいられることほど幸せなことってないですよね。
2人でいる時間を楽しもう!と試行錯誤することで、2人で一緒にいることがスタンダートになっていきます。
そして、気づけば2人の仲が深まっていきますよ。
はじめから、2LDKで個人の部屋をつくってしまうと、2人でいる時に気を使うままになってしまい、2人でいる時間が苦痛に感じて、別れてしまう…ということもあるようです。
最初に1LDKという限られた空間で2人の時間を大切にすることで、広い家に引っ越した後でも、2人でいる時間を大切にすることをベースにしながら生活できますよ。
プライベートな時間も作ることができる
とはいえ、つねに一緒にいる、特に喧嘩しているときは辛い…というあなた!
1LDKでもプライベートな時間を作ることはできますよ。
例えば、私たちが住んでいた1LDKの間取りは、リビングルームと寝室を仕切りのような扉で分けることができました。
そのため、彼がテレワークで私が休みの日などは、仕切りを活用して、生活空間を分けていました。
喧嘩をして、顔も見たくない!となった時も活用していましたね…(笑)
掃除が楽
これはかなりポイントが高いところでしょう!
1LDKの掃除機は5分で終わります。
そもそも部屋数がないので、ちょっと出かける前にさっとかけるだけできれいさを保つことができます。
また、ほぼ1ルームのような作りのところも多いので、ルンバを走らせやすいです。
これが、扉でしっかり分かれていて、部屋数も増えると、掃除機をかけることすらめんどくさくなるんですよね…
じゃあルンバで、と思っても、扉や障害物が多くて、うまく作動しない。
1LDKという広さは、めんどくさがりやにもおすすめな間取りなんです。
ミニマリストな生活に見直せる
ここ数年、「断捨離」や「ミニマリスト」という言葉が流行っていますよね。
無駄なものを持たずに、本当に自分に必要なものはなにか?と向き合って、好きなものに囲まれて暮らす生き方です。
1LDKだと、無駄なものを置くスペースはありません。
「本当に必要なものはなんだろう?」
と考えて、ものを厳選していく必要があるので、気づけば、自分の本当に大切なものに囲まれて生活することができます。
家賃がお手頃な場合が多い
毎月かかる家賃は、直接生活に関わってきますよね。
できる限り、安くすみたい!という方は断然1LDK。
駅近、築年数がまだ新しい、などなど、住むために譲れない条件はあるもの。
その条件を優先しても2LDKに比べると、かなり安く住むことができます。
1LDKと2LDKの家賃の差が大体2万円。
年間24万円の差があると思うと、かなり大きくないですか?
このお金で、旅行に行ったり、2人の好きなことに使える、と思うと節約するポイントになるのではないでしょうか。
家具代・電気代が節約できる
部屋の数が増えれば増えるほど、必要な家具家電が増えていきます。
夏冬に欠かせないエアコンを例にあげましょう。
各部屋に1つずつは欲しいですよね。
どれだけ安く買っても1台5万円はかかります。
1LDKだと、ほぼ1部屋なので、大きめのエアコン1台でこと足りますが、2LDK、3LDK、と増えれば増えるほど、必要なエアコンは2台、3台、と増えていきます。
1台増えるだけで初期費用は追加で5万円ずつかかると考えると、考えてしまいますよね。
さらに、使う部屋ごとにエアコンをつけるので、電気代もその分かかってしまいますよね。
そのため、できる限り節約したい!という人にとっては1LDKがお得です。
1LDKのデメリット
1LDKを選ぶデメリットももちろんあります。
狭すぎる、とか、喧嘩になりやすいなどなど色々言われていますが、実際に住んで感じてみたデメリットはこちらです。
・収納が少ない
・子どもができたら、狭くなる
完全なプライベート空間を作ることが難しい
先ほど、プライベート空間をつくることができる、と書きましたが、完全な1人の空間をつくることは難しいです。
1人じゃないと眠れない、とか2人の生活が全く違うため別の部屋が必要という方は2LDKをおすすめします。
ずっと1人で寝ていたから、誰かと一緒に眠れるか不安…という想いもありますよね。
私たちも、最初の頃は相手が起きる時に目が覚めてしまうこともありましたが、今では朝まで爆睡しています。
人間、環境に慣れていくのでそこまで心配しなくても大丈夫です。
収納が少ない
収納スペースはどれだけあっても足りません!
あればあるほど助かります。
1LDKだと、部屋のスペースがない分、収納家具を置く場所もあまりないため、荷物の量を厳選する必要があります。
部屋を選ぶときに、ウォークインクローゼットがある部屋や、収納が多くついている部屋を選ぶことがおすすめですよ。
子どもができたら…?
1LDKを選ぶ人の強い悩みは「子育て」ですよね。
新婚さんや、同棲を始めるときは、1LDKでも足りるけど、
・子どもが夜泣きをしたら…?
・ベビーカーとか、ベビーバスとか子どものものを置くスペースがない…
など、悩みのタネはたくさん出てきます。
1LDKに住んでいた私の感想としては、0、1、2歳の乳児さんまでなら1LDKでもギリギリ生活できるかな、と思います。
とはいえ、1LDKの場合、どの部屋にいても泣き声は響き渡りますし、子どもが遊ぶ場所も少なくなってしまうので、子どもができたら、引っ越す、と決めておいてもいいかもしれません。
子どもができるまでは、節約して、お金を貯めるために1LDKに住む!というのもいいですね。
2LDKに住んでみて1LDKと比較すると…
2LDKに住んでみて、リビング、寝室、仕事部屋、としっかり分けることができ、生活にメリハリはできました。
特に、以前はテレワークをリビングで行っていたので、仕事部屋ができて、集中してできています。
テレワークがある人にとっては、「仕事部屋」を作ることができる、という点で2LDKの方がいいのかもしれません。
ただ、部屋が多くなった分、掃除は本当に大変になりました。
掃除機をかけるのも一苦労で、掃除だけで休日が過ぎてしまいます。
また、カップル・新婚さんが気になる、2人の時間は減った?というところですが…
2LDKだと、別々で過ごすことが増えるかなぁ、と思っていましたが、1LDKの時に常に2人でいたからか、今でも、ほとんど2人で一緒にいます。
これは、完全に、最初に住1LDK住んでいたメリットが活かされていますね。
最初に2人で一緒にいる時間を当たり前のものにしてしまえば、その先は一緒にいる方がむしろ落ち着く、という理想の形になれますよ。
新婚・同棲カップルが間取りを1LDKを考える時のポイント
住む場所は1LDKにしよう!と決めた。
間取りを探すとき、どんなことに気をつけたらいいのかな?
そんなポイントを抑えていきましょう。
お互いの荷物の量
先ほど、デメリットで書いたように、1LDKの収納スペースは少ないです。
そのため、まずはお互いの荷物の量を確認しましょう。
あまりに多いときは、減らせる荷物は減らしていけるといいですね。
荷物が多いときに選ぶポイントはこちらです。
○タンスやハンガーラックなど、収納家具を活用する
○部屋数を増やすことを考える
どれくらいプライベートの時間が必要か?
絶対に1日1時間は1人きりになれる時間がほしい!という人もいれば、ずっと2人でいても平気、という人もいます。
お互いの要望をききながら、家具の配置を工夫しましょう。
例えば、テレビを置く位置や、ラック、観葉植物で、相手の視界に入らないように簡易的な壁を作り、プライベート空間を確保することができますよ。
テレワークの場合…?
テレワークをする場所をどこにするかを話し合いましょう。
私たちの場合は、リビングのテレビ台を仕事机にして、テレワークの場所を作っていました。
どれくらいのスペースがいるのか?
まわりがうつらないように壁のようなものが必要なのか?
などなど、会社や仕事スタイルによって、こだわりのポイントがあるはずです。
テレワークが捗る、おすすめ家具がこちらの記事にあるので、よかったらみてみてください↓
寝る時のスタイル
あなたはどうやって寝ると、快適に眠れますか?
真っ暗にして寝る?豆電球にする?布団は固め?柔らかめ?など、人によって違うことが多いです。
2人ともがどうしたら、快適に寝ることができるか?を考えながら、お互いに歩み寄っていけるといいですね。
ちなみに私たちの場合は、私は豆電球で寝たい派、彼は真っ暗にしないと眠れない派でした。
私は真っ暗だと怖くて眠れないと伝えたところ、寝るときは手を繋いでもらうというところで及第点となりました。
今では、真っ暗でも平気で爆睡しています。
人間、慣れていくものですねぇ…
暑がり?寒がり?ちょうどいい室温は?
人によって、快適に過ごせる気温ってちがいますよね。
すごく暑がりで、クーラーガンガンじゃないと汗だくになってしまう人もいれば、クーラーは寒すぎて、頭が痛くなってしまう人もいます。
上は極端な例ですが、快適な温度は人それぞれなので、2人が気持ちよく過ごすために話し合った方がいいポイントですよ。
1LDKで快適に仲良く暮らすためのポイント
1LDKで暮らそう!そう決めたあなたに絶対に押さえておいてほしい、ポイントがあります。
こちらの4つのポイントです。
・落ち着ける場所をつくる
・協力して家事をする
・ケンカは早めに解決!
お互いに気にしすぎない
ずっと一緒にいるのは落ち着かない。
相手がなにをしているのか、気になってしまう。
でも安心してください。
はじめの内は、気になりますが、徐々に慣れていきます。
あまり気にし過ぎず、自分は自分、のペースができるといいですね。
いい意味で、空気のような存在になれることが理想的ですね。
落ち着ける場所を作る
お互いほっとする場所を見つけられるといいですね。
例えば、テレビの前のソファ、パソコンの前、台所などなど自分の落ち着く場所を見つけましょう。
相手の視線が気になっちゃう時に少し逃げられる場所も必要ですよね。
家事を協力し合う
これは1LDKだから、というよりは円満に同棲生活をしていくためにとても大切なポイントです。
しかし、特に1LDKは、部屋数が少ないため家事をやっていない相手の姿がよく見えてしまいます。
そのため、「私ばっかり…」と思ってしまうことがあるようです。
そうならないためにも、家事についてはしっかり話し合っておくことをおすすめしますよ。
家事についての話し合いのポイントはこちら↓
喧嘩は早めに解決!
狭い家だとケンカをしてもお互いを完全に無視することは難しいです。
「こいつ!もう顔もみたくないわ!」と思っても隣で寝ないといけません。
これが嫌だ、と思って1LDKを避ける人もいますよね。
でも、これが逆にけんかを早く解決してくれます。
険悪な雰囲気に押されて、「ちょっと話そうよ」と歩み寄りやすくなります。
喧嘩した時は、その日のうちに話し合う、などルールを決めておいてもいいかもしれませんね。
まとめ
長くなったので、もう一度1LDKのメリット・デメリットについてまとめます。
1LDKをおすすめする理由
・プライベートな時間もつくれる
・掃除が楽
・ミニマリストな生活に見直せる
・家賃がお手頃
・家具代、電気代が節約できる
1LDKのデメリット
・収納が少ない
・子どもができたら、狭くなる
快適に暮らすためのポイント
・落ち着ける場所をつくる
・協力して家事をする
・ケンカは早めに解決!
広い家には、きっとこの先いつでも住むことができます。
今は、将来も見据えて、家賃も安い1LDKで、たまには言い合いもしながら、「2人の生活」を作り上げていくのも素敵な体験ですよ。
私も、1LDKという限られた空間の中で、どう暮らしていくか?を2人で模索していくことで、より2人の仲が深まりました。
あなたの新生活のスタートのために、この記事が参考になると嬉しいです!
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