
プロ野球球団は16球団にするべき!
このような発言を聞いたことがありませんか?
16球団制はプロ野球4大トピックといわれている内容の一つです。
今日は16球団制を導入するメリットデメリットを解説します。
プロ野球4大トピックスの記事はこちらから!
・プロ野球16球団制にするメリットデメリットとは!?
・セ・リーグDH制の導入はいつになる?メリットはあるの?
・AI審判導入によって野球はどう変わる?
・クライマックスシリーズって必要なの?
プロ野球を16球団で実施するメリット
地方の活性化
これまでプロ野球球団が存在しなかった地域にも、プロ野球球団が誕生することになります。
新たに4球団を作るとしたら『北陸/四国』に1球団ずつは作られるのではないでしょうか?
プロ野球というのは興行面で非常に優れています。
1試合満員の試合を作れば最大で5億円の興行収入とも言われています。
4球団リーグ×4の形式でレギュラーシーズンを実施できる
現行のクライマックスシリーズは消化試合を少なるすることに大きく寄与しているものの、
制度としては微妙です(詳細は↓)。

その場合のクライマックスシリーズの開催方法予想はこちら
案①4球団によるトーナメント戦
メリット:とてもシンプルな構図のためわかりやすく日本一が決まる
デメリット:消化試合が多くなり、興行面で不安がある
案②東西地区による代表戦
メリット:試合数が多く、消化試合も起きにくい
デメリット:ルールが紛らわしいため混乱を招く
プロ野球を16球団で実施するデメリット
プロ野球の全体的なレベルの低下
16球団にするということは、それだけ選手の数を増やすということです。
今は独立リーグや社会人チームのトップレベルの選手がプロ野球にまんべんなく参画するということ、
レベルの低下は免れないかと思います。
新規参入球団はどうしても戦力不足になる
新規参入球団といえば、楽天イーグルスを思い浮かべたファンの方もいらっしゃるでしょう。
2005年に参入した楽天はその年なんと38勝97敗でなんと勝率が0.281
なかなか勝つことができませんでした。
そんな球団が一気に4球団も増えたら、プロ野球のバランスは間違いなく崩れるでしょう。
新規参入球団のスポンサーが得をしない
プロ野球はファンあっての興行です。
勝てない球団はなかなかファンが付きませんし、スポンサーも定着しません。
そうすると経営が苦しくなって、いい選手を獲得することができないといった悪循環を産むことなります
16球団にした場合のスポンサー企業は?どの地域に作るの?
新規球団はどこに作る?
野球が根付いていない地域に新規球団を…!
こちらは、47都道府県のファン層を現した画像です。
気になるのはファン層が混在している地域。
ここだと『東北地域/静岡/北陸/四国/沖縄』が対象になりそうです。
本拠地に適した球場はがある県はどこ?
(こちらから)
上記は30,000人以上の収容人数を誇る球場です。プロ野球で使用されている球場以外だと9球場しか残っておらず、選択肢としてそもそも数が少ないことがうかがえます。
ファン層×球場のキャパシティを考えると
・坊っちゃんスタジアム(愛媛県/四国エリア)
・ハードオフエコスタジアム(新潟県/北陸エリア)
・浜松球場(静岡県)
・沖縄セルラースタジアム(沖縄県)
が現実的なところでしょうか。
新規参入球団のスポンサーは?
沖縄県…沖縄を象徴する飲料メーカー「オリオンビール」
愛媛県…地元を代表する大企業・大王製紙
静岡県…スポーツに力を入れる地元の大企業・ヤマハ
新潟県…CMを見ない日はない地元企業・ブルボン
まとめ
まだまだ課題も多い16球団構想ですが、間違いなくメリットはあります!
大きな金額が動く話なので、簡単な話ではないのですが、今後の動きに注目ですね!
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